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2010年8月11日 (水)
制御コード解説 #10
制御コード "10000" は、線記号変形データを組合せる場合に使用します。
"10000"の後に、実行するデータの順番を記述します。
下記は、任意角度引出線/先端矢印のバルーン作図です。
1 バルーン
500 -20 -20
760 10 10
00 06 0 0 10 10 1 1
06 00 10 10 0 360 1 0 -11 e 2.5
25006 06 10 10 20 10 10000 403 -1 "N
10000 2
998
#
1 伸縮
110 01 -10 0 0 0
10000 3
999
#
0 矢印
110 01 0 0 0 0
01 01 0 0 -3 0.8 1
01 01 0 0 -3 -0.8 1
999
制御コード解説は、今回で終了になります。
オリジナル線記号変形データの作成にお役立てください。
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制御コード解説 #9
制御コード "76X" は、基準点とマウス指定位置との差が倍率になります。
各データの制御コードは、"05" または、"06"を使用します。
# "760"は、X方向/Y方向の倍率が別々に有効となります。
円は、楕円で作図。
0 760
760 10 10
05 05 -10 0 10 0
05 05 0 -10 0 10
05 05 0 0 0 360 0 0 -1 e 3
999
# "761"は、Y方向の倍率が、X方向の倍率と同じになります。
0 761
761 10 10
05 05 -10 0 0 0 2
05 05 0 0 10 0 3
05 05 0 -10 0 0 2
05 05 0 0 0 10 3
05 05 0 0 0 360 0 0 -1 e 3
999
# "762"は、X方向の倍率が、Y方向の倍率と同じになります。
0 762
762 10 10
05 05 -10 0 0 0 2
05 05 0 0 10 0 3
05 05 0 -10 0 0 2
05 05 0 0 0 10 3
05 05 0 0 0 360 0 0 -1 e 3
999
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2010年8月10日 (火)
制御コード解説 #8
制御コード "2XXXX" は入力文字を作図する場合に使用します。
"3XX"は、文字作図に続き、文字基点から指定した座標で線を作図します。
# "20000/25000" は、「文字入力」ダイアログに指定した文字列を表示しません。
文字入力無しでスキップした場合、"20000"は、次のデータを実行しますが、
"25000"は、以降のデータ処理を終了します。
0 文字20000/25000
500 0 -5
20000 00 0 0 5 0 10000 3 -1 "ABC
25000 00 0 5 5 5 10000 103 -1 "ABC
300 302 0 0 0 0
999
# "21000/26000" は、「文字入力」ダイアログに指定した文字列を表示します。
スキップすると、指定した文字列を作図します。
文字入力無しでスキップした場合、"21000"は、次のデータを実行しますが、
"26000"は、以降のデータ処理を終了します。
0 文字21000/26000
21000 00 0 0 5 0 10000 3 -1 "ABC
26000 00 0 5 5 5 10000 203 -1 "ABC
300 302 0 0 0 0
999
# "22000" を、"20000" の文字作図に続けて記述した場合、
"20000"の行でスキップすると、"22000"で指定した文字列を作図します。
0 文字22000
20000 00 0 0 5 0 10000 3 -1 "INPUT
22000 00 0 0 5 0 10000 3 -1 "ABC
999
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2010年7月25日 (日)
制御コード解説 #7
面取りは、一般的に実寸での作図になりますので、
実寸作図に使用する制御コードを紹介します。
# 制御コード "800" を記述すると、実寸指定になり、
続けて倍率を指定することができます。 例) 800 0.1
下記データは、C1 (10X0.1=1)の作図になります。
線記号変形コマンドのコントロールバーから、倍率を指定すると、
任意寸法のC面取りが可能です。
2 C面取(片側トリム)
800 0.1
10 10 -25 0 25 0
02 20 0 -10 0 -20
01 02 -10 0 0 -10
999 0.4
# 選択画面の表示位置を変更する場合、制御コード "500" を使用し、
中心からの位置のズレを指定できます。ズレ量は、ドット単位。
例) 500 0 10 (0 /X方向 10/Y方向)
2 C面取(片側トリム)
500 0 10
800 0.1
10 10 -25 0 25 0
02 20 0 -10 0 -20
01 02 -10 0 0 -10
999 0.4
# 区切り番号 "999" の後に、数字を追記し、選択画面の表示倍率を
指定することができます。 例) 999 0.4
2 R面取(片側トリム)
500 0 10
800 0.1
10 10 -25 0 25 0
02 20 0 -10 0 -20
04 12 -10 -10 0 90 0 0 -1 e 10
999 0.4
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制御コード解説 #6
コーナーの面取りは、Jww の標準機能で作図できますが、
線記号変形は、片側をトリムしないで面取りができます。
2 角面取(片側トリム)
10 10 -10 0 10 0
02 20 0 0 0 -8
999
# C面の作図は、制御コード "01"と"02"を組合わせます。
2 C面取(片側トリム)
10 10 -10 0 10 0
02 20 0 -3 0 -8
01 02 -3 0 0 -3
999
# R面の作図は、制御コード "04"と"12"を組合わせます。
## 制御コード(1)に、"04" を設定した場合は、
円中心座標が、指示線 1 に対して、指示線 2 の指示方向で反転。
## 制御コード(2)の 2 桁目に 1 を設定すると、例) "12"
円の始角と終角が、指示線 1 に対して、指示線 2 の指示方向で反転。
2 R面取(片側トリム)
10 10 -10 0 10 0
02 20 0 -3 0 -8
04 12 -3 -3 0 90 0 0 -1 e 3
999
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2010年7月 5日 (月)
制御コード解説 #5
2本の指示線を変更する場合は、
制御コード "01","10" 及び、"02","20"を組合せて使用します。
#両方の指示線を交点を中心にして切断。
2 両切断
10 01 -10 0 -3 0
01 10 3 0 10 0
20 02 0 -8 0 -3
02 20 0 3 0 8
999
#交点を中心にして、円と文字を作図。
2 円+文字 "01
10 01 -10 0 -3 0
01 10 3 0 10 0
20 02 0 -8 0 -3
02 20 0 3 0 8
01 01 0 0 0 360 0 0 0 e 3
01 01 0 0 1 0 10000 405 -1 "A
999
#文字データに制御コード"02"を使用した場合、
先に垂直線を指示すると、文字が横向きに作図されます。
2 円+文字 "02
10 01 -10 0 -3 0
01 10 3 0 10 0
20 02 0 -8 0 -3
02 20 0 3 0 8
01 01 0 0 0 360 0 0 0 e 3
02 02 0 0 1 0 10000 405 -1 "A
999
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2010年7月 3日 (土)
制御コード解説 #4
2本の指示線を利用する場合は、
制御コード "02" と "20"を使用し、指示回数を2にします。
#"10"と同じ様に、"20"は、始点/終点が変化しません。
2 基本
10 10 -10 0 10 0
20 20 0 -8 0 8
999
#指示線1と指示線2の交点で指示線1を切断。
2 指示線1 切断
10 01 -10 0 -3 0
01 10 3 0 10 0
20 20 0 -8 0 8
999
#同様に、指示線2を切断。
指示線の順番を変えると、上と同じ作図になります。
3桁目を2にすると、指示線の線色・線種・レイヤ指定になります。
2 指示線2 切断
10 10 -10 0 10 0
220 02 0 -8 0 -3
202 20 0 3 0 8
999
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2010年7月 1日 (木)
制御コード解説 #3
指示線を変更する場合は、
制御コード "01" と "10"を組合せて使用します。
"10"で指定された、始点(終点)は、変化しません。
#基本形は、切断です。
1 切断
10 01 -10 0 -3 0 #左側
01 10 3 0 10 0 #右側
999
#切断した位置に円と文字を作図。
1 円+文字
10 01 -10 0 -3 0
01 10 3 0 10 0
01 01 0 0 0 360 0 0 0 e 3 #円
01 01 0 0 1 0 10000 405 -1 "A
999
# 3桁目を1にすると、指示線の線色・線種・レイヤ指定になります。
1 指示線 線色
110 01 -10 0 -3 0
101 10 3 0 10 0
01 01 0 0 0 360 0 0 0 e 3 #円
01 01 0 0 1 0 10000 405 -1 "A
999
次回は、2本の指示線を利用した線記号変形です。
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より以前の記事一覧
- 制御コード解説 #2 2010.06.29
- 制御コード解説 #1 2010.06.27
- 線記号変形データの編集6 2009.03.21
- 線記号変形データの編集5 2009.03.05
- 線記号変形データの編集4 2009.03.04
- 線記号変形データの編集3 2009.01.16
- 線記号変形データの編集2 2009.01.15
- 線記号変形データの編集 2009.01.15
- 長丸+全角文字 2008.12.09
- C/R面取り 2008.11.20
- 円+文字 2008.03.27
- 文字下線(2重) 2007.11.18
- 破断線その4 2007.03.31
- 片側トリム(R面) 2007.03.29
- 片側トリム(C面) 2007.03.28
- 折れ線半径寸法の作図 2007.03.25
- 破断線その3 2007.03.17
- 表面粗さの指定 2007.03.11
- データム面の指示その2 2007.03.10
- 階段の方向指示 2007.03.04
- 断面指示線その3 2007.03.03
- 断面指示線その2 2007.03.01
- 引出線その4 2007.02.26
- 引出線その3 2007.02.25
- 引出線その2 2007.02.22
- 任意角度引出線 2007.02.21
- 幾何公差その2 2007.02.20
- 幾何公差の作図 2007.02.18
- データム面の指示 2007.02.14
- 六角形の作図その2 2007.02.12
- 六角形の作図 2007.02.10
- 長穴/小判穴その2 2007.02.07
- 等距離分割 2007.02.05
- 円の中心線(等配線) 2007.02.03
- 破断線その2 2007.02.02
- 破断線の作図 2007.01.31
- 円の中心線 2007.01.28
- 勾配線の作図 2007.01.20
- 無限線もどき 2007.01.13
- 金型分割面 2007.01.11
- ネジ断面の作図 2007.01.08
- 引き違い戸の作図 2007.01.05
- ドアの作図 2007.01.02
- 断面指示線 2006.12.22
- C面用引出線 2006.12.17
- 長穴/小判穴 2006.12.14
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